トレードプラン表と統計結果表
当サイトでは下記2種類の”結果データ”を収集しています。
1:トレードプラン表
2:統計結果表
この2つの表の違いは、【トレードプラン表】はTREND関数等を用いて導いた予測値がどれだけ一致したかを表しているのに対し、【統計結果表】は過去起きた事実がどれだけ一致したかのみを表している点で違います。
ザックリ言うと、トレードプラン表は【未来予測】の通知表みたいなもので、統計結果表は【過去統計】の通知表ですね。どれだけ成績が良かったのかを見るためのものです。
トレードプランの結果
5月の分のトレードプランの結果表です。一番上に各プランの名称が書いてありますので、簡単な説明から入りたいと思います。
表の説明
Dat:DAYとTの2つを合わせて共通する部分を抽出したプラン
TZ:特定の時間帯で区切ったプラン
DAY:曜日に焦点を当てたプラン
T:1時間で区切ったプラン(データは54日分を使用)
T1Y:1時間で区切ったプラン(データは1年分を使用)
TZ3:3時間で区切ったプラン(データは54日分を使用)
TZ6:6時間で区切ったプラン(データは54日分を使用)
MKT:大雑把にではあるが、各マーケットの開始時刻付近で区切ったプラン
トレードプラン結果表
現時点ではT1YとTZ6の2つの予測モデルはマイナス収支で、それ以外の6項目がプラスです。一番右の方の3項目は現在試験的にデータを収集しているプランです。ある程度データが取れたら、毎朝公開しているトレードプランシートに記載する予定です。
今週までで一番収益が大きいのは427.9pipsを出したTZ3ですが、HIT率が一番高いのはDAYの68.4%です。DAYとDaTは先週1週間全ての曜日でプラス収支でした。
統計の結果
5月の分の統計の結果表です。一番上に各プランの名称が書いてありますので、簡単な説明から入りたいと思います。
表の説明
TZ25:特定の時間帯で区切った25日間のヒストリカルデータの統計
TZ54:特定の時間帯で区切った54日間のヒストリカルデータの統計
DAY:曜日毎のヒストリカルデータの統計
T25:1時間毎の25日間のヒストリカルデータの統計
T54:1時間毎の54日間のヒストリカルデータの統計
T1Y:1時間毎の1年間のヒストリカルデータの統計
TZ3:3時間毎のヒストリカルデータの統計
TZ6:6時間毎のヒストリカルデータの統計
MKT:各マーケットの開始時刻付近で区切ったヒストリカルデータの統計
統計結果表
現時点ではMKT以外は全てプラス収支となっています。最も大きいのは195.0pipsを出したT25。HIT率が高いのはDAY/T54/T1Y/TZ3の4つで65%。
正直言ってTZ25とTZ54の2つはそれぞれ45%と40%なので、プラス収支になってるのは運が良かっただけと判断せざるを得ません。
TZ3詳細
TZ3のトレードプランと統計の結果です。左がトレードプランで右が統計です。
この表はTZ3の各時間帯別に記録したものです。TZ3の中でもどの時間帯が狙い目なのかを抽出するために記録をつけています。左がトレードプランで右が過去統計の結果です。
トレードプランは18時~20時が狙い目ですね。HIT率65%で40.2pipsです。6時~8時の方がHIT率70%と高いですが、この時間帯はスプレッドが広いのであまりオススメできない時間帯です。
統計のほうも同じく18時~20時ですね。珍しくプランと統計が完全一致していたようです。
MKT詳細
MKTのトレードプランの結果です。左が自己判断の結果で右がTREND関数でのプランです。
このブログ、大原則としては自己裁量は取り入れないのですが、自分の経験や勘の結果もデータとして集めてみたいと思いまして、、、、それでMKTだけ自分の判断を入れたモデルを設置しています。
あまり優秀ではないですねw
最後に
「これらの表の何を見ればいいんだ?ナニに使えばいいの?」と思う方もいるかもしれません。当ブログでは「こうやって使ってください。」といった押し売り的なことは考えていません。
為替の変動なんて統計で割り出せるものではないだろう。とも思うのですが、「起きた事実は全てを内包する」ので、その事実には何かしらの”要素”があるはずなんです。朝起きてとりあえずドル円買っておく人が多ければ、それは数字となって表れてくるでしょうし、大企業が給料の支払いで円からドルに交換した場合は?業務として行う場合には大体同じような時期に同じような時間帯に行うのでは?トランプ砲のタイミングは?時間帯は?
何も根拠を持たず売り買いすればそれはギャンブルと変わりません。このブログの役割は、ブログを見た人がトレードをする際の根拠の中の1つになることだと考えています。何も武器を持たずに戦に出たら危険です。あなたはあなたで刀や斧、矛、槍などを持っていると思いますので、このブログがその武器を磨く砥石のような存在になれば幸いと考えています。
実際このブログを運営しているぴんたぷったんも、トレードに入る際にはチャートはチェックしていますしテクニカルもいくつか使っています。FXはなかなかハードな戦場なので、なんとか退場にならないように頑張っていきましょうっ!!
↓ヒストリカルシートの説明書↓
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